楽しいBADUIの世界

1日1 BADUI(ユーザインタフェースの失敗学)

人をドアに挟みそうになってしまうエレベータ(2)

   

これまで何度か紹介しているようにエレベータの操作盤はBADUIの宝庫です.かなり多くのパターンが存在するのに,短い時間で目的階を探して押したり,新たに入ってこようとする人を招き入れるためにドアを開けたままにするボタンを探して押すなどする必要があるため,よりBADUIが目立つのかもしれません(トイレも焦っているからBADUIが目立つのかも).

これまで撮影した写真のアーカイブから,先日紹介した人をドアに挟みそう になってしまうエレベータと同じく閉じるおよび開けるボタンが無く,人をドアにはさみそうになってしまうものが発掘されたので紹介.

elevator2

elevator3

イタリアのものについては「C」というボタンがあるのですが,怖くて押していないのでちょっとよくわかりません(CはCloseかClearっぽいし・・・).人をドアに挟みそう になってしまうエレベータと同様に厄介なのはどちらのエレベータも何らかのボタンを押した瞬間にドアが閉じてしまうということ.で,イタリアのエレベータではご夫婦の奥様が旦那様をドアに挟んでしまっていました.なんともなBADUIでした.

BADUIを集めて整理した「失敗から学ぶユーザインタフェース」が発売されました

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