楽しいBADUIの世界

1日1 BADUI(ユーザインタフェースの失敗学)

コインで削ると数字も消えてしまうiTunesカード

      2011/01/21

あるイベントでiTunesカードを頂きました.

iTunesカード

iTunesカード

iTunesカードのコードをiTunesに入力するだけで,AppStoreの様々なソフトウェアを購入できるということで,早速これで色々なソフトウェアを買ってみようと準備.

裏を見ると,そのコードの部分はスクラッチカードのような形になっている.最初,手で剥ごうとしたのですが,さすがに無理そうだったので1円玉を持ってきて削ることに.意外とこの部分が硬いのでちょっと力を入れて削りました.

で,削った後が下のような状態.

削ってみた

削ってみた

コードを全て出すとマズイかもなので,コードの右側の部分は一部モザイク.よく見ていただきたいのはコードの左側の部分.ちょっと見にくいと思うので部分拡大した様子が下の写真.

見えない・・・

見えない・・・

コインで削るときに,プリントされたインクも合わせて削れてしまい,スクラッチ部分の最初の2文字が見えなくなってしまっています.2番目の文字はNかXっぽいのはわかるものの,1文字目が・・・.

今回の場合は,やばいと思って力を途中で弱めたので,なんとか数回のトライによりコードの正常入力はできたのですが,もう少し削りすぎていたら,あやうく1500円を溝に捨ててしまうところでした.

スクラッチ部分はなかなか頑固なのですが,この下の英数字部分はえらく弱くて簡単に削れてしまうというなんとも厄介なインタフェースでした.

BADUIを集めて整理した「失敗から学ぶユーザインタフェース」が発売されました

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