楽しいBADUIの世界

1日1 BADUI(ユーザインタフェースの失敗学)

控えめすぎるお店の看板

      2009/12/27

知人が京都でも木屋町と先斗町の間の13番路地というところにSTANDという店をオープン.あまり木屋町,先斗町界隈にはよりつかないため(雰囲気的なものと,自転車をとめるスペースが無いため),13番路地ってなんだろうと思って調べたら,木屋町と先斗町の間の路地で通り抜けられるところについている路地の番号とのことなのだそうな.ちなみに,通り抜けられない路地もあるらしい.

それはさておき,13番路地へ.下の写真のように路地の上に小さく看板がある.

13番路地

13番路地

路地に入ってウロウロするも目的の店が見つからない.

ここら辺のハズだが・・・

ここら辺のハズだが・・・

ここら辺なのだがと思う場所には上の写真のように「Barあん」という看板.目的地は「STAND」というお店なのだけどなぁと思って階段を覗き込む.

ここら辺のはずなのだが・・・

ここら辺のはずなのだが・・・

やっぱりないよなぁ・・・と思ってしばらくうろうろ.しばらく後にここまで戻ってきて,もしかしたらと思い少し階段を上がってみると・・・

勇気を振り絞って登ってみると・・・

勇気を振り絞って登ってみると・・・

なにやらそれらしき看板を発見!

あった

あった!

こりゃわからん.ちなみに,私のあとに来た2組のお客さんもお店を発見できず,お店に電話していました.京都らしいといえば京都らしいのだけれど,さすがにこれでは知り合いもたどりつけないよという話でお店で盛り上がっていました.階段を登るというのは一つの心理的な障壁となってしまうので(特にこうした場所では),やはり階段を登らずにお店を確認できることというのは重要ですよね.

多くの人の声を受け,近々看板の位置をもう少し高くするのだそうな.控えめすぎるのも考えものです.

BADUIを集めて整理した「失敗から学ぶユーザインタフェース」が発売されました

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