パズルに挑戦する際,まずはまっすぐになっている辺を集めてつなぎあわせて枠を作成し,その後中を作りこんでいくというのが一般的かと思います.
ここで紹介するパズルはそうしたやり方の裏をまさにかいたパズル.
LIBERTY PUZZLES というのがこのパズルの名前.フェルメールの絵だったり,安藤広重の浮世絵だったり,様々なものがあります.ピースが木で出来ていてしっかりしています.また,ピースにいろいろな形があるのも面白い.
それはさておき,先述の通り,パズルを作っていくときは端っこから揃えていくのが王道であるように思います.で,このパズルに挑戦した時も同様に端から作っていったのですが,下のようになんだか繋がらない部分が結構あります.
う~ん,これピースが足りないんじゃ無いかとか悩んでいたら,
というようなぴったりフィットするものを発見.一見すると,これが端っこであるとは思えないような形なのですが,それが罠だったりします.
一般的なパズルの場合は,四隅はすぐに発見できたりするのですが,このパズルの場合,この四隅も難しいものになっています.例えば,下の写真の場合,元絵を参考にそろそろ端っこのはずなのだがとピースを探すのですが,四隅に相当しそうなものがありません.
で,悩み続けてると,下のようなピースを発見
あっ,もしかしてこれか?とはめてみると・・・下の写真のように見事に角が完成.
以上のように,予想と反するものだらけで,なかなか楽しいものとなっております.
ちなみに,これの小さいバージョンは下みたいな感じ(モナリザ).いかに四辺や角がイレギュラーなもので構成されているかがわかります.
かなり素敵な感じです.
また,このパズル素敵なことに,四辺だと思って作っていたのに,それが実を言うと中のものだったりします.
BADUIなおかげで楽しいパズルになっているという好例でした.