人を不安にさせる電車の路線案内

投稿者: | 2013年2月26日

大学に入るまでJRの駅からバスで30分とかいう田舎で暮らしていた私にとっては,東京や大阪などの電車の路線が多いところで,目的地にどう行ったらいいのか悩み難儀することが多々あります.

天満橋近くの川沿いで開かれる会議に参加するため京都から大阪の天満橋駅へと向かった時のこと.事前に「天満橋駅」を目的地に指定して検索し,淀屋橋行きに乗って向かってました.そして,天満橋駅まであと1駅の京橋駅に到着した時にふと下の写真のような路線案内が目に入りました.

路線案内

路線案内

あれ?天満橋駅が2つある.しかも路線が分かれていて,それまでの駅(天満橋より左側にある駅)はセットになっていることを考えると,天満橋駅は同じ駅名なのにどうやら違う駅っぽい??

目的地は川沿い.つまり,淀屋橋行に乗っていたら川から離れて行ってしまうから中之島方面に乗り換えた方が良いかもと,電車の扉が閉まる直前で思わず電車を降り,その後しばらくして到着した中之島行の電車に乗りました.しかし,当然ですが天満橋駅は1つしか無く,上記の2つは同じ駅でした.単に路線が変わるから分けて書かれているだけなんですね.

路線による分岐はそこまで重要な情報じゃないと思うんですが,何故天満橋駅を2つ書いてしまったのか謎です.天満橋まで一緒にして,そこから分岐させたらよかっただけだと思うんですけどね.ま,そんなこんなで焦らせてくれるBADUIさんでした.

人を不安にさせる電車の路線案内」への3件のフィードバック

  1. 匿名

    これは京阪側のほうが正しいのでは無いでしょうか?淀屋橋行きの電車から中島行き乗り換えるときは京橋で乗り換えたほうが電車は対面にあるためスムーズですが、中之島で乗り換えさせるとわざわざ階段を登り降りしないといけないためクレームのもとになります。要は線路の構造上、京橋と中之島の間で分岐させたほうが人の心理的な誘導がしやすいということです

  2. とおりすがり

    京橋駅では、淀屋橋行きと中之島行きが同じホームで乗り換えできるのに対して、天満橋駅では、階段を上がって別のホームに移動しないと乗り換えできないので、中之島線へ(から)の乗り換えは、天満橋駅ではなくて京橋駅でしてね♪という京阪電車からのメッセージが、路線図に反映しているものと思われます。もう少し分かりやすく描けばいいと思いますが…。

  3. 一見さん

    これはBadUIとは言えないでしょう。
    天満橋はひとつの駅ですが2つの営業路線が重複して通っていて、路線案内では京阪本線と中之島線を区別するために書き分けられているのだと思います。
    地下鉄の路線案内にも、別路線で同一の駅となっていることがありますが、それに似たようなものだと考えれば納得できるかと思います。

    もう少しわかりやすい書き方を考えてみましたが私は他に思いつきませんでしたね。

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