パソコンをつなげておかないと使えないホワイトボード機能

今日紹介するのは前職の教室の授業支援システム．

ディスプレイにパソコンからスライドを投影したり，そのスライドに書込みできたりしてとても便利でした．

また，この授業支援システムはツールバーから選択することでホワイトボード機能に移行することもでき，これを使って板書系の講義を行ったりしていました．

ホワイトボード機能はとても便利なものなのですが，2つ問題が．そのうち1つは，前にも紹介したとおり，消去ボタンをついつい押してしまうため消してしまうことがあるということ．そしてもう一つが，パソコンを接続していないとこのホワイトボード機能を使うことが出来ないということです．パソコンからケーブルを取り外すと…

下図のように画面が真っ暗になり，「CABLE DISCONNECT GO TO POWER SAVE」と表示されます．

そのため，パソコンを用意しているときは良いのですが，パソコンを教室に持ち込んでいない時はホワイトボード自体を使うことが出来ず，困ったことになってしまうというものでした．二度ほど印刷物だけで実施する講義でパソコンを持ち込まず，ホワイトボードが使えないために慌てて別の建物にある居室にパソコンを取りに戻るという羽目になってしまいました．

折角の機能なのですから，変なところで制約を入れる（パソコンが接続されていないとホワイトボードは使えない）のではなく，柔軟に使えるようにしてほしいものです．なんとも興味深いBADUIさんでした．

BADUIを集めて整理した「失敗から学ぶユーザインタフェース」が発売されました

 - interface パソコン, ホワイトボード, 制約