DとHの文字だけで性別判断しなければならないトイレのサイン.どちらが男性用トイレ?

   

海外では,日本とは使われている言語が異なるうえ,文化もとこなるため,トイレに行こうと思った時に「どちらが男性用だろうか?」と悩むことがよくあります.今回紹介するのは,そうしたトイレ.先日公開させていただいたBADUI診療所の原稿でも,このトイレを紹介させていただいています.

そのトイレの前にあったのは,下の2つのサイン(写真が無いので,絵で代用).

さて,みなさんならどちらに入るでしょうか? ちなみに,このトイレに出会ったのはオーストリア(ドイツ語圏)です.

以下は,どちらに入るか,それは何故かを決めてから読み進めていただければと思います.

D or H

両方ともに,銀色の背景に黒色の大きな文字.さっぱりわかりません.

どちらかのトイレから人が出てくれば,その人の性別を判断することで男性用か女性用かを判断できますが,私がこの時数分待っていた時には誰も中から人が出てきませんでした.トイレに行くときは焦っていることが多いということもあり,私もだんだん限界が近づいてきました.で,そろそろどちらかに決めてえいやと入らなければ・・・ということに.

以下,私の心の中でのつぶやき.

「そろそろ我慢ができなくなってきている.海外で漏らすわけにはいかない(日本でもダメだけど)」

「DとHどちらが男性用っぽいだろうか?」

「Dは『ディー』と濁っててなんだか強そうだし硬そう」

「Hは『エイチ』で濁ってなくて語感がやわらかそう」

「つまり,Dが男性だ!」

私は判断し,Dに入ろうとドアを開けました.

男性用の小便器がそこには無く,Dは女性用でした.すぐにドアを閉じ(人に見られていなかったのが幸いでした.ヘタすると痴漢です),Hのトイレへと向かったのでした.このトイレ,講義でも扱っているのですが,6~7割の学生さんが間違います.ちなみに,男性用トイレか女性用トイレかでも話題として取り扱っていますが,男性はHerren(ヘーレン),女性はDamen(ダーメン)です.多分,HerrenとDamenと書いてあったら,「ヘレン.女性の名前っぽい!」と,もっと自信を持って間違う気がします.実際,講義で男性はこの綴りと伝えると,間違う率は高くなっています.

ちなみに,イタリアでも似たようなトイレに出会い,そこでは「U」と「D」とのみ書いてありました.ここでも散々悩んだ挙句,Dの方が男性っぽいとDに突撃して間違えてしまいました.ちなみに,UはUominiで男性,DはDonneで女性だったようです.なんとも困ったものです.

どちらが男性用トイレかということ.日本でも「男」「女」とだけ黒文字で書かれたトイレがあって,これは海外から来たお客様には厳しいだろうなぁと思ったことが多々あります.公共性が高く,海外の人もそれなりに来る場所であれば,そうしたことも考慮してサインを設置したいところです.

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