地下鉄との接続停留所がさっぱりわからない案内板

投稿者: | 2013年2月5日

もやもやさんのタレコミより.

京都のバス案内関係はBADUIの宝庫という話は以前にもしたかと思いますが,これまた結構素晴らしいBADUI.

このバス運行表はバス車内に設置されているものです.京都は多くのバスの系統があって系統ごとで通る経路が大きく異なるため,その系統ごとにどういった停留所に留まるかといった情報が順に提示されています.また,写真の一番下を見ていただければ分かるのですが,地下鉄へと連絡する停留所の情報もあるようです.

□地下鉄乗換駅

□ 地下鉄連絡停留所

一見すると,地下鉄に連絡する停留所は四角形で囲われているか,□のサインが付与されているかと思いそうですが,どこにも四角形はなく,そこには角が円になった四角形の中に停留所名が書かれているものが並んでいるだけです.知らないと,「荒神口(こうじんぐち)」や「千本鞍馬口(せんぼんくらまぐち)」の口を停留所の四角形のサインと間違えるかもしれません.実際,@studioharryさんが

とコメントされていました.やっぱりそうですよね.ちなみに,おーつきさんからも「意表をついて荒神口が連絡しているのかと思いました…」とのコメントが.

京都の地理をよく知っている人間が見ると,「ああ停留所名のフレームが太くなっているものが地下鉄連絡停留所なんだ」とわかるわけですが,まったく知らない人にとってこれはまったく役に立ちませんね.きっと,地下鉄連絡停留所は太字だよ!と伝えたくて「地下鉄連絡停留所」という文字をかなり太字にしているのだと思いますが,そのフォントのサイズと実際の地下鉄連絡停留所名のフォントのサイズがまったくあってませんし,四角系のフレームの太さと地下鉄連絡停留所のフレームの太さもまったく異なるため,混乱を招くだけのBADUIさんでした.

形や太さには意味があり,人はそれを頼りにするので,何とか考えてほしいものです.

地下鉄との接続停留所がさっぱりわからない案内板」への1件のフィードバック

  1. おーつき

    もしかしたら元々は□の中が塗りつぶされてて,同様に接続駅の枠内も塗りつぶされてたけれども年月が経つにつれ退色してわからなくなった…というストーリーを妄想.
    だとしても何とかしましょうよ,という感じではありますが (^-^;

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