BADUI本でも紹介している通り,BADUIと呼びたくない詐欺的なUIは多くあります.今回紹介するのは,学生さんが出会ったスマートフォン上のアプリケーションで提示された広告.
下から2段目に,アイコンの上に赤丸内に白色で「2」という数字が提示されており,いかにも何かしらの通知が来ているように見せかけています.
スマートフォンには日々様々な通知が届くため,ユーザはついついこのような通知が付けられたアイコンをタップしがちです.そうした間違いを利用して広告に誘導するというものでした.
こういう広告があるからこそ,広告が人から忌み嫌われることになるんですけどねぇ….なんとも困ったものです.
御著書なども拝読しての意見ではございませんので頓珍漢かもしれませんが、
失礼ながら “BADUI” という言葉自体が “Bad!” と思いました。
こちらの言葉、関係性の薄い他サイトからのリンクで訪れた貴ブログサイトにて初めて拝見したのですが、”BADUI”
と、英大文字のみで表されているため、初見で通常単語と頭文字略語の組み合わせということが判らず(一旦,五文字全てが何らかの単語の頭文字と推測してしまった.)、理解までにはブログ内容を少々読み進む必要が有りました。
次善は “bad_UI”, “Bad_UI”, “BAD_UI”, “Bad-UI”, 「不親切」、「劣悪な操作概念」、「操作手順の不親切」 など と思いますが。
これは興味を惹く意図をもって 敢えて・・のことでしょうか。。
コメントありがとうございます.これについてはわざとこのような表記にさせていただいております.
「BAD」「UI」だと,あまりに「BAD(悪い)」という言葉が立ちすぎて攻撃性が高いので,それを和らげたく思ってくっつけた表記にしています.また,紹介すると作った人や設置した人に対して批評するようなものになってしまいますので,「BADUIって言われたけど,BADUIという表記がBADUIだ!」とつっこんでもらえるようにしているというのもあります.