前回に引き続き,トイレに関する学生さんのタレコミ.
下の写真は,とある学生さんの自宅のトイレだそうです.一見すると特に問題なく見えます.
このトイレの便座に座って斜め前方を見たときの視界はこのような感じ.
この左側に見えるのがウォシュレット(温水洗浄便座)の操作インタフェースになります.この「おしり」や「やわらか」「ビデ」「乾燥」「止」,「流す大」「流す小」などの操作インタフェースが下図のようにあるのですが…
この,「流す」の大小ボタンが2枚目の座った状態から見えないため,トイレの流し方が分からず友人が遊びに来た時などに,助けを求められることがあるのだとか.
もう少しこのウォシュレットのUIの設置位置が低かったり,近くにあったりすると気付くとは思うのですが,そうではないため,お客さんなどの初めて使う人にとっては悩ましいUIとなっています.
トイレに配置する色々なものは,座った時の状態を考慮しなければ困ったことになるという興味深い事例でした.