こちらもまた学生さんからのタレコミ.
とあるロッカーで鍵を開けようとした時に悩んでしまったのだとか.一見すると,時計回りまたは反時計回りに回転させることによって鍵を開けることが出来そうです.
ただ,鍵を回そうとしても回すことが出来ません.動かないので,もしかしたら古くなって硬くなってしまったのかな?などと考えてしまいそうです.さて,鍵のキーホルダー部分が現在下に垂れ下がっていますが,これを横へ動かした様子が下記のような感じ.
実を言うとボタンを押しながら操作しなければならないというものでした.キーホルダーでこの情報が隠されてしまっているため少し悩んでしまいます.ちなみに,この事例はここで終わりではありません.
ここでは「カギを左へ回してください」と指示がありますので,通常は反時計回りにカギを回すことになるかと思います.しかし,実際は時計回りに回さなければならないというもので,そのために悩んでしまうというものでした.
回転するものの場合,左へや右へという指示はもともと適切ではありませんが,通常は上部分に注目して,右へ回すのか,左へ回すのかを判断することになります.つまり,右へ回す場合は時計回り,左へ回す場合は反時計回りとなります.しかし,この事例の場合はおそらく下部分に注目し,その下部分を左へ回すことを時計回り,右へ回すことを反時計回りと呼んでいたようでした.
まぁ,色んな意味で面白い事例でした.
ネタがかぶった…!
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