ホテルの部屋の鍵がカード化されると色々便利なことはあるのですが、カード自体に部屋番号が印字されておらず、自分の部屋番号がわからず悩んでしまうケースはよくあります。例えば、本で紹介した下の図のようなのも、そんな事例。
カードに部屋番号が印字されて無いため、「朝食時に部屋番号は?」と訊かれたり、酔っ払ってホテルに戻ってきた時などに自分の部屋がわからずしばらく悩んでしまうことになります。
で、先日宿泊したホテルはこの問題を解決するため、カードに部屋番号とチェックイン日、チェックアウト日を印字するような仕組みになっていました。
こういう工夫は嬉しくなって、また利用したくなりますね。もちろん、コストはそれなりに掛かるのだと思いますが、客室がわからずさまよう人が出たり、問い合わせがフロントに来たり、カードの故障に気づかなかったりといったことを考えると、結果的に色々と無駄が減るので良いなと思います。
コストは結構かかるのかもですが,他のホテルも、是非ともこういうタイプに切り替えて欲しいものです。
カードキーに部屋番号が記入されていると、持ち主がカードを紛失した場合、自分で紛失に気づいてホテルに届け出て無効化しない限り、悪意の拾得者がその部屋に行きドアを開けることができてしまいます。
なので、海外のホテルではカードキーに部屋番号を印刷することはありえませんし、国内でもセキュリティ意識のあるところはそうしているはずです。
利便と安全は時として両天秤なもので、印刷してくれるホテルのホスピタリティもわかりますが、ほのぼのだなー、とくすぐったい気持ちにもなります。w
コメントありがとうございます!
鍵内のIDは、毎回チェックイン時に修正されてますし、基本的には財布で持ち歩くことができるものであり、セキュリティ上は普通の鍵と比較してもそこまで問題ないのではないかなぁと個人的には思ってしまいます。とはいえ、宿泊中にホテルでなくすと困りますね。
一昨年、アメリカで宿泊したホテルは、カードキータイプで部屋番号をシールで貼って対応してましたし、結構海外でも似たような事例もあるんじゃないのかなと思います。まぁ、このホテルの場合はシールを貼ったり剥いだりの手間があるみたいでしたが。
まぁ、なんにせよいろいろあってほのぼの面白いですよね。