失敗から学ぶユーザインタフェースの見本が届きました.
この本の内容は,これまでに私が集めてここで公開しているBADUIや,研究者の皆様からご提供いただいたBADUI,そして明治大学や京都大学の学生さん達によって集めていただいたBADUIを整理し,整理したBADUIに関するユーザインタフェースにまつわる話をコラム的に紹介するものとなっています.そして,その失敗からユーザインタフェースに対する知識を得てもらおうというものです.
章立ては下記のような感じになっており,200近いBADUIを,各章に分類して紹介しています.
- プロローグ: ようこそ
- 第1章: 手がかり
- 第2章: フィードバック
- 第3章: 対応付け
- 第4章: グループ化
- 第5章: 慣習
- 第6章: 一貫性
- 第7章: 制約
- 第8章: メンテナンス
- 第9章: 人に厳しいBADUI
- エピローグ: 楽しいBADUIの世界
あんまり分類がうまくいっていないところもありますが,それなりにまとまっているのではと思います.
正式発売は1月21日ですが,本日から,紀伊國屋新宿本店,紀伊國屋新宿南店,ジュンク堂池袋店,三省堂神保町,書泉ブックタワーなどで先行発売されているそうです.もし本屋などで見かけられましたら,ぜひ手にとっていただき,パラパラとめくってどんな感じになったのかを眺めて頂ければと思います.
さておき,電子書籍の方が場所も取らないし持ち歩きも便利だからイイ! とか思ってるんですが,自分の本となるとやっぱり物体化されている方がなんだか嬉しいものですね.面白いものです.