貼られたシールの位置で売り切れと勘違い

投稿者: | 2013年12月23日

自動券売機がBADUIの宝庫であるのは周知の事実かと思います.

なぜ自動券売機がBADUIになりやすいかというと,様々な人の要望に答える必要がある.様々なオプションに対応できるようにする必要がある,スペースの制約があるなどが理由です.

知人が,この自動券売機を使って購入しようとした際に,売り切れかと思って悩んでいたので紹介.

売り切れ?

売り切れ?

お金を投入したら,どの料理の券を買うことが出来るのかということが,赤い小さなランプでフィードバックを返し,このボタンを押すことが出来るよと表現されることが多いです.実際,この券売機でも黒いスペースが有り,そこにランプが灯りそうなものです.上記は,お金を投入した状況なのですが,真っ暗なままであり,なんのフィードバックもありません.もしかしたら売り切れか,故障かと知人は悩んでいたようでした.

ちなみに,この券売機を少し下の角度から撮影するとこんな感じ.

シールで隠れてました

シールで隠れてました

シールで「購入可能」のランプが隠れていたようでした.なんでこの「赤いランプ」が綺麗に隠れるように貼ってしまったのか・・・.追加でBADUIにされてしまったという珍しい事例でした.

ちなみに,売り切れの場合は,バツ印が表示されるようになっていました.

売り切れ

売り切れ

何故か,バツじるしはシールで隠れないようになっています.フィードバックはそのユーザインタフェースを利用しようとしているユーザにとってとても重要なものですので,シールが必要なのであれば,フィードバックと重ならないような適切な場所に貼ってほしいものです.

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