先日紹介した手がかりが間違った方向で利用され人を惑わせてしまっているゲームセンターの両替機ですが,同じタイプの両替機が置いてあるゲームセンターに,困った別の両替機が置いてあったという学生さんからのタレコミあったのでここでも紹介させていただきます.
それが下の写真にある両替機.1000円~10000円を紙幣や500円玉に両替可能な両替機です.
両替に関する情報が提示されているディスプレイ部分を拡大したのが下の写真.
色々なタイプの両替が可能になっており,ディスプレイの表示部分をタッチすることで操作可能となっています.そして,この両替機にそっくりなのが,以前にも紹介していますが,下の写真の両替機.
で,この両替機のディスプレイ部分を拡大したのが下の写真.
こちらは,ボタン操作で両替するようになっています.同じ会社からでているということもあってほとんどそっくりなのに,操作方法(一方はタッチ式,もう一方はボタン式)だけが異なっています.そっくりでありながら操作方法が違うので,結果的に下図のような説明が追加されています.
タッチパネル式で作られているものについてはディスプレイ上で提示されているものが押せることをそれなりに誘導するように表示を工夫しているようにみえるのですが,それをそのままボタン式のものにも導入してしまっているため(タッチ式が先か,ボタン式が先かどちらが先かは不明ですが)ボタン式のものでもディスプレイを触って操作したくなります.しかも,同じ店内にこの2つのタイプのものが設置されており,一貫していないためにより混乱を招くものになってしまっているという楽しい事例でした.
ユーザを混乱させないためには,ボタン式とタッチパネル式でディスプレイ上に提示されるものを変更するなど工夫した方が良いでしょうね.